これからの幼児教育が目指すもの#3

ようこそ

しあわせなおかあさん塾

塾長の青山節美です

いつもありがとうございます

学校教育に合わせた幼児教育ではなく・・・・

学校教育の中で獲得する力の土台を作るための幼児教育であってほしいと願う・・・わけなんですが。

いろんな質問がありました。

保育園でも教育がされるんですか?と、勉強にかたよって教育がされるのではないのか?という心配するメールもいただきました。

ありますよね、幼稚園から 文字・計算等を幼稚園からする幼稚園ももちろんあります。

小学校受験に対応した幼稚園もあるのですべての幼稚園がこのようになるわけではありません。

小学校と一緒ですね。

すべての小学校が同じ教育の方針ではないのと一緒です。

こういうと????でしょうが、小学校も学校によって 違うじゃないですか。
もっと言うとクラスごとに違うような・・・・

要は先生によって 違うのが現実なんです。ではそれはなぜか?

なぜでしょうね。

同じ義務教育9年間過ごすのなら・・・って思いますが、公立学校は 特に先生によるのは仕方がないのかもしれませんね。

さて、このように教育=学校=小中学校というイメージが強いわけですが・・・
教育は人の生活のすべての場面で行われているのです。

学校教育・家庭教育・そして社会教育などなど

聞いたことありませんか?

学校教育の中でも義務教育である小・中学校は学びの課題を相互に共有しあえる部分があります。

幼稚園も保育園も義務教育ではありませんから、
小学校に比べて幼稚園や保育園でやってきたことは教育だと理解されにくい傾向があったのではないかと思います。

また、私たち親もそのことに気が付かないので、教育されている実感がないのではないでしょうか。

実感がないといえば家庭教育も、実感がないまま行われている教育ではないでしょうか。

これらの学校外の教育のチカラってすごいのに

世の中のほとんどの方は、学校でしか教育は行われていないと思い込んでいるのが残念です。

むしろ学校教育のほうが  一部なのにね。

その一部である学校で、子どものすべてを評価されてるから問題なんだと思うよ。

余談でした。

幼稚園や保育園の教育は「環境を通じて教育」を行い「主体的な活動としての遊び」を中心として教育を行うとしているという話を#2ではしたと思います。

幼稚園や保育園でも、学校教育の土台となりうる教育をしているし、もちろん家庭教育もこれらを支える教育やかかわりがされているとより良いのかもしれませんね。

今回の改定で、よく言われるのは。
『資質・能力』という二つです。

資質と能力 を育むことが 大きな目標とされているわけですが
(すごく簡単に言うと。本当に簡単に言うとですよ)

この資質・能力を育む手段として、学校では教科があるといっているんです。

すごいことですよこれ・・・・

国語は国語のチカラを獲得するためのものではなく、国語という教科を使って
目指すべき資質・能力を獲得することが目的となっています。

このあたりは以前メルマガで配信したと思いますので、今回は流します。

で、どうして幼児期から 流れるように 学びの連続性を意識しているかというと・・・・

幼児期から、『資質・能力』の育ちが始まっているからなんです。

はいこれ重要!!!

幼児期ってすっごい大切なんですよ!!って知ってるでしょうが

それって皆さんどうしてか わかりますか?

説明できますか?

おかあさん塾の1Dayに参加したことがある方、連続講座 塾生の方はこのあたりは私が何度もしつこいくらいに伝えているのでこれらの考え方は当たり前のことだと感じているはずです。

そして、少なからずとも・・・・説明できると思いますよ。

「学校教育で獲得すればいいわ~~」ではなくて、すでに幼児期からこれらのチカラの育ちは始まっていることを知ったほうがいいです。

だってね、講座受けた人が必ず言うのが

「もっと早く知りたかった~~~」というんです

そして、

「今知っていてよかった」というんです。

だからこそ、

これらの幼児教育の中で 育まれた力を 小学校の先生たちは連続性をもって 教科の中で育み伸ばしていってほしいと感じています。

そう、幼児期に育まれた子どもの学び取る感覚を遮断せずにうまく上手に 教科という学問の中に導いてほしいのです。

否定することもなく 強制することもなく

折角「環境を通じて教育」を行い「遊びの中から体験や経験を積み重ねた」わけです。

それを否定せずに 受け入れながらうまく なだらかに  学校教育に なじませるように導いてほしいのです。

学校と幼児教育は違うのよ!!ではなく、学びの素地を この子達は 遊びの中から学んでいるはずだという視点で

学校教育へと移行していってほしいのです。

おそらくそのようなことを狙っての改定だったと感じています。

ということは、現場の教育に携わる人すべてがこれらの感覚を持つ必要があるのですが・・・

学校現場の多忙感がそうれをさせてくれないような気もします。

しかし、この幼稚園・小学校・中学校・高校・大学の 方針の改定は 大きな意味を持つのです。

それを親も教師も社会も知る必要があるとは思いませんか?

知らないと、知らない人が 古い教育を肯定して
古い教育を家庭や地域でやってしまって
もしくは変化に対応できない教育者が古い教育をいつまでも子どもにしてしまって

同じ義務教育9年間を残念に過ごしてしまう・・・  そんなことになるのでは

親として残念ですよね。

まずは、親が知ることから

知れば、今、子供にやっている ダメ出しの教育がいかに

ひどい教育なのかもわかります( ´艸`)

できないことばかりを子どもにつきつける教育がいい結果を生まないことがわかるはずです。

変わってきている
でも、本質は変わらない。

本質は、

子どもに心豊かにのびのびと育ってほしい

わけです。

のびのびと心豊かに育てられているのでしょうか?

豊かに幼児期を育てるために、幼児教育では5つの領域について取り組んでいくのですよ。

この領域について 次回はお伝えしますね。

 

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