はい
この画像の感じなら、強く言い切るより
責めるのではなく、でも気づいてほしい
不安を否定せず、その不安が前提になっていないか一緒に見る
最後はやさしく参加を促す
という流れが合います
こんにちは
青山せつみです
今日は少し
やさしく大切なことを書きます
子どもを見ている時
私たちは知らないうちに
いろいろな前提を持っています
この子は朝起きられない
この子はどうせ宿題をしない
この子は人と関われない
この子は学校に行けない
この子はすぐ逃げる
この子は自分で考えられない
この子はこのままでは困る
そんなふうに
親の中に前提ができていることがあります
もちろん
そう思いたくて思っているわけではありません
これまで何度も心配してきたから
何度も期待して
何度もがっかりしてきたから
どうせまた同じだろうと
先に自分を守りたくなることもあります
親だって
傷ついているんです
何度も朝に起こして
何度も声をかけて
何度も話し合おうとして
何度も裏切られたような気持ちになって
もう期待するのが怖くなる
だから
心配な前提で子どもを見るようになる
これは
責められることではありません
でも
ここは少しだけ立ち止まってほしいのです
親が持っている前提は
知らないうちに
子どもへの言葉や態度に出ていきます
どうせやらないでしょう
また起きられないんでしょう
またゲームばかりするんでしょう
結局変わらないんでしょう
そんな言葉を直接言っていなくても
親の表情や声のトーンや
ちょっとした間に
にじんでしまうことがあります
そして子どもは
それをちゃんと感じています
ああ
自分は信じられていないんだな
どうせできないと思われているんだな
また責められるんだな
また疑われているんだな
そう感じると
子どもはますます動きにくくなります
子どもは
親の前提どおりに育つことがあります
これは
親が悪いという話ではありません
でも
親の前提が
家庭の空気を作ることはあります
この子は変わらない
という前提で見ると
小さな変化が見えなくなります
この子はできない
という前提で見ると
できている部分が見えなくなります
この子はまた失敗する
という前提で見ると
子どもは挑戦する前から
息苦しくなることがあります
反対に
この子は今は止まっているけれど
中に力は残っているかもしれない
今は動けないけれど
動き出すための準備をしているのかもしれない
今は言葉にできないけれど
本当は何かを感じているのかもしれない
今はできないことが多いけれど
小さくできていることもあるかもしれない
そんな前提で見てみると
親の言葉が少し変わります
親の表情も
少し変わります
そして
家庭の空気も
少しやわらかくなります
もちろん
前提を変えれば
すぐに子どもが変わるわけではありません
そんな簡単な話ではありません
子育ては
言葉を変えたら一日で解決する
というものではありません
でも
親の前提が変わると
子どもの見え方が変わります
子どもの見え方が変わると
声のかけ方が変わります
声のかけ方が変わると
親子のやり取りが少し変わります
その小さな積み重ねが
未来の方向を変えていくことがあります
私は
子どものことを心配しないでください
と言いたいわけではありません
心配はあります
不安もあります
このままで大丈夫なのかな
と思う日もあります
それは自然なことです
でも
不安な前提のまま
子どもを見続けると
親も苦しくなります
子どもも苦しくなります
だから
少しだけ前提を変えてみてほしいのです
この子はどうせ変わらない
ではなく
この子は今
どこで止まっているのだろう
この子にはまだ
どんな力が残っているのだろう
この子に今必要なのは
注意なのか
安心なのか
整理なのか
小さな役割なのか
少しの挑戦なのか
そんなふうに
見方を変えてみる
これだけでも
子育ての入り口は変わります
そしてこれは
一人でやろうとすると
なかなか難しいです
なぜなら
親は毎日の中にいるからです
朝起きない姿も見ている
ゲームをしている姿も見ている
反抗する言葉も聞いている
何もしないように見える時間も見ている
だから
どうしても不安な前提に戻ってしまいます
心はいつもの見方に戻ろうとします
いつもの関わりに戻ろうとします
それは
ホメオスタシスのようなものです
今までの状態を保とうとする力が
親の中にも働きます
だからこそ
場が必要なんだと思います
自分の前提に気づく場所
今のわが子を
少し違う角度から見てみる場所
一人で抱えていた不安を
言葉にして整理する場所
同じように悩む人の言葉を聞いて
自分だけではないと思える場所
講座やコミュニティは
ただ情報を受け取る場所ではありません
自分の前提に気づき
少しずつ見方を変えていく場所でもあります
参加しているけれど
少し距離をとっている方もいるかもしれません
投稿を読むだけになっている
相談会に出られていない
質問したいけれど
まだできていない
そんな方もいると思います
それでも大丈夫です
いきなり全部使わなくてもいいです
でも
今月ひとつだけ
少し場を使ってみてください
感想を一言書く
アーカイブを10分だけ見る
相談会に耳だけで入る
ワークをひとつだけ書く
誰かの言葉に
私も同じですと返してみる
それだけでも
前提が少し動くことがあります
子どもの未来は
親の不安だけで決めなくていいです
でも
親の見方が
子どもの未来に影響することはあります
だからこそ
一緒に前提を見直していきたいのです
子どもは
今見えている姿だけで
決まっているわけではありません
親も
今までの関わりだけで
終わりではありません
前提を変えれば
未来の見え方が変わります
未来の見え方が変われば
今日の関わりが少し変わります
今日の関わりが少し変われば
親子の時間も
少し変わっていくかもしれません
だから
参加してね
無理に頑張るためではなく
自分を責めるためでもなく
子どもを変えようと力むためでもなく
今のわが子を
もう一度やさしく
でも現実的に見ていくために
一緒に
前提を整えていきましょう
青山せつみ


