八雲住民大会への参加
やっぱり中学生ってすごい♪っておもったんだよ
八雲住民大会に行ってきました。
これに呼ばれるのは、三回目。
過去2回は、『親学ファシリテーター』として参加しました。
三回目の今回は『避難所運営ゲーム』で講師として呼んでいただきました。
夏に、依頼されてから、まずは役員の方へ説明がてらの体験会。役員の方・地域の方々とゲームをした。
次に、役員の方と地域の方々と…教頭先生とゲーム
そして、先週、中学校の先生たちと…
そして今日!いよいよ八雲中学校全校生徒と先生と地域住民、約300名で実施しました。
夏の打ち合わせの時、先生たちとの打ち合わせの時、大人はみんな
“中学生にできないだろう”
“きっと一部の子どもがやってるだけでできないと思う”
“残念でがっかりするかもしれない”と
みていました。
『いやいやいやいや、大丈夫、中学生大丈夫できるから…やれるから』
となぜか私は、中学生の力を信じていました。
ほんと、なんの疑いもなく、『できる』!って。
なぜ私ができるって信じられるかというと
『できないはずがない!』と信じているから。
日本の学校教育を受けていたら、必ずできる!
日本の学校教育って基本的にすごいんだよ。
家庭教育だってすごいんだ。
きちんと人の話を聴きましょう
意見を言いましょう
協力しましょう
助け合いましょう
と教え続けているんですから
大丈夫です、できます。
私の自信は八雲中学校での大変
ここまで私が自信をもっていえるようになったきっかけは、八雲中学校での体験だったんです。
数年前、一回目、親学ファシリテーターとして、八雲中学校に行きました。
何を聞いても言葉では参加できない子どもたち…
でも、ラベルワークでは、みんなたくさん次々に意見を書き出しました。
生徒『こんなことを書いてもいいですか?』
わたし『いいよ~ なんでもいい!思いついたこと書いてみて』
『いいねぇ、こんなこと思いつくんだ』
『なるほどー、こういうこともあるんだね』
『この言葉いいね』
となんでもいい、彼らの言葉をまるごと受け止めた。
どんどん意見も出た。
地域の人の言葉に、息をのんだ中学生。中学生と地域のオトナがラベルを通して、話し合いを進めていく、そして、笑いが起きたり拍手がおこったり…
そんな時間を目の当たりにしたら、中学生のすごさを感じずにいられなかった。
一般的に、中学生は思春期でいうことを聞かず、乱暴で横着でというイメージ、実際に他の親学ファシリテーターからはだめだった。
中学生には無理だ!という反省もあった何にも話さない!って。
いやまってオトナ、そんな風にしてしまってるのはこっちの責任もないかい?
オトナの思うような意見を言わないから、状況にならないから、彼らはだめだと決めつけていいのかい?って思うわけですよ
少なくとも、うちのグループの中学生は素晴らしかった!
最後に、わざわざ近くまできて、お礼の言葉を言ってくれた中学生男子もいた。
私は、あの時に、中学生って、思春期で恥ずかしくって、みんなの前では話せないけれど、心の中では、頭の中では、いっぱいいっぱい感じて考えているって思った。
いや確信したのですよ
彼らの力を信じて、もっと彼らを生き生きと泳がせて、そしてその様を大人は見たほうがいい。
その持て余している力を自分のためや、地域のためにつかわせたらいい。
そしたら、いろんな問題は 減っていくだろう
オトナノ都合ばかりを押し付けて、統制を取るために厳しく管理していくより
あなたの心で感じなさい
あなたの頭で考えなさい
あなたはどうしたいのか
どうありたいのか
どうするべきなのかを
困っても失敗しても考える時間をあたえ
失敗したらやり直しをさせ
一緒に笑ってやればいい
中学生の失敗を咎めないで
経験が少なく、知識も知恵もなく未熟ではあるが、彼らのチカラはすごいんだ!
だから、大人の皆さん、できないことを失敗することを咎めないでやってほしい。
いま彼らは成長の過程ですから!
伸びしろ有り余っていますから!
避難所運営ゲームのことを書こうと思いながら…中学生について熱く語ってしまった…
いろいろ賛否両論あると思いますが、私はそれでも、中高生の力を信じてる。
やっぱすごいわ
今日も、部活の恰好をした男子生徒2名野球部かな…
玄関を出ようとしたとき、『ありがとうございました!』と声をかけてくれた。
顔を見ると、体育館のちょうど真ん中あたりのグループにいた生徒だった
『君たちすごいよね。たのしんでね!中学生を』と声をかけると
『はい!』っと返してくれました。
心から励まされ、明日からも頑張ろうっておもった元気づけられた、ありがとう!