みんな一緒の学習方法はない
子どもの字が汚い・漢字を覚えないへの対策。
鉛筆を持たなくても、漢字の練習はできるはず。
ノート一面に 漢字を書いて覚えた記憶があるでしょう。
あれどうでした?
もしかして、漢字の学習の嫌いな子どもに
「何度も書きなさい!漢字は何度も書かないと覚えないのよ!」
なんて言っていませんか?
それ、やめたほうがいいですよ
はっきりいって
お母さん・・・
全員ではないけれど、それ女の子向きの学習ですから男の子には向きません。
女の子は、幼児の頃からお手紙を書きたくて書きたくて、必要に迫られて、ひらがなを覚え・鉛筆を握ってお手紙を書きます
男の子はどうでしょう・・・・
そんな男の子あんまり見ないでしょう・・・
そうなんです、
みんな一緒の学習方法ではないのです
たとえば、字を書くことが好きな子どもさんには、それでいいかもしれませんが
字を書くことに苦痛を感じている
(なぜなのか・・・ 字が汚いってさんざん注意をされてきたからなのか
そもそも 脳の機能的に難しいのか・・・)
効果的な学習方法とは
そんな子どもさんに合わせて、漢字の学習の方法を与えたらいいのです。
ただそれだけのことなんですよ。
■空書き
■指書き
■なぞり書き
■目隠し書き
そして、男の子に時を美しく書いてほしいのであれば、書道をおすすめします
書道のいいところは、文字を体全体で書くという点です。
そう、体全体を使って真っ白な半紙の上に、字体のバランスを考えながら文字を書きます。
しかも大きく!
これがポイントなんです
漢字の学習をする時に、小さくちまちまと書かせてほしくないのです
ノートなんて150円くらいのものです。
100円ショップに行けば、108円で買えますよね。
小さく ちまちま書かせるのであれば、大きく大胆に書かせた方が、漢字の細部にわたって、ごまかすことなく書くことになります。
特に、画数の多い漢字には効果的です。
どうでしょう、ノート1ページを四分割して、四つだけ漢字を書くというのは。
特に、最初に始めて獲得する漢字の場合、これをおすすめします。
これには理由があって、一番最初に 間違って漢字を覚えてしまうと、それを修正するのに、時間と労力がかかるわけです
漢字を覚える一番最初、始めて字を書くときに、ココロを込めて1回だけ、大胆に書くことを教えてください。
国語辞典と漢字辞典は読み物として与える、小学校一年生の学習する漢字の数は80字です。
小学校2年生で160字、一気に増えます。
ですので、訓読みをしっかり覚える。
次に音読みを覚える流れにしてみて下さい。
私の塾では、低学年から漢字辞書と国語辞書を引かせます。
小学校では、3年生の学習から始まりますが、息子は3歳の頃から辞書に親しんでいました。
どういうことかというと、辞書が本だったんです。
「ア行から読んで」ってよく言われました。
もちろん、読みましたよ。読んでくれって言うんですもん。
オトナからしたら
読み物ではないって思っているんですが
彼は・・・読み物なんですよね
なので
読み物として、辞書はありましたというように、子どもは辞書は使えないって、思っているだけなんです。
で、オトナが分からない字があったり、言葉があったりしたら、すぐに調べることです。
そうしたら、子どもは分からないことがあったら、自分で調べればいいんだって気が付くのです。
それでいいのですよ。
いや、それがいいのですよ。