【国語の勉強法】 書くチカラ・読むチカラ、そして基礎である文法の総合力です

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国語力は文法の総合力

国語力は、”書くチカラ”、”読むチカラ”、そして、基礎である”文法”の総合力です

今回は、『書くチカラ』についてすこし紹介します。

「子どものやる気スイッチの押し方」講座や
「小学校入学までにできるようになっておきたいコト」講座

のなかで、お母さん方からの相談のひとつに
『字が汚い』という悩みがあります。

 

『字が汚い』という悩み

字が汚い 要素は

□ 雑
止め・はね・はらい
がされていない
殴り書き
続け字

□ バランスが悪い
全体的なバランスが悪い
枠の中に入らない
たてに書く時に だんだんナナメになる
横に書くときに、だんだん右下がりになる
最初が大きくてどんどん小さくなっていく

□ そもそも、ノートが汚い
汚い消し後の上にさらに書く
消しゴムで消したのに 最初の文字が残っている
筆圧が強い
きれいに消せない

いろんな要素が出てきます。

 

 

『字が汚い』の解決法

解決する方法はいろいろあるんです

字を書く作業は、実は、いろいろなカラダの機能の総動員なんです。

たまに小さなお子さんが、鉛筆を握って 文字を必死に書いている場面を、見ることがありますが、正直おすすめしません

お節介ばばあになって
それ見せて?
手のひら見せて?
鉛筆見せて?
書くところ見せて?
って言いたくなります

小さな子どもの手のひらにあった
鉛筆の太さ・長さ・芯の柔らかさ
があります

そういったことをクリアしていくと
字の汚さを すこしだけクリアできると
考えています。

そう・・・ すこしだけなんです。

他にもっと要因があるからです。
それらの要因って大きなことではなくて、小さな頃からのちょっとした取り組みで
ぐっと変わる
環境を整えることで変わってくるんですよ♪

 

 

世界地図を使用した国語勉強

国語の読解の問題を解くために世界地図を使用します。

(小学校)読解の問題には、物語文と説明文があります。

なんとなく読めるものは、物語文。

説明文は、文字のごとく説明する文なので物を語る文より、語彙力を試されます。

もちろん物語文も語彙力は必要ですが、物語文の場合、行間に込められたなんとなくのニュアンスを読み取るチカラが必要になります。

言葉の表現を感じ理解する力です。

しかし、説明文は、説明であるためなんとなくではなくしっかりと言葉を受け止めなければなりません。

なので、たいていの子どもはまず、物語文から学習に入るとわかりやすい。

4年生の学習で、世界地図を使用しました。

その文章には、アフガニスタンの様子が描かれています。

『アジアの真ん中にある高地に広がる国、山々には万年雪が残っている』

この文章に、小4の子どもとしてわからないものが、たくさんあるのです。

まず、『アジア』…社会科ではまだ日本の都道府県を学習し始めたばかりです。学校の授業では習ってはいませんね。

『高地』…これも、わかりませんね。大人でも説明できない人がいるはずです。

『万年雪』…これもわかりません。雪はわかるけれど、万年雪はわからないのです。

まず、アフガニスタンを調べます。

どこにあるのか、アジアとはどこなのか…

高地とはどんなところなのか、日本と比較しながら…

しかし、日本をよく知らない子どもからしたら、それもわからないのです。

まるで私が、ジャニーズの話をされるのと同じことなのですよ。

オトナからして、普通のことわかりきっていること、これらが子どもたちにとっては、わからないことなんです

それが当たり前のこと。

言葉一つ一つの意味を理解してイメージできなければ、読解問題はとけません。

中学の学習で、言葉の意味調べをしつこく学習していますが、言葉を知らないということは、読むことも理解することも、学ぶこともできないのです。

国語を大切に学習させたいのは、こういう考えるために必要な知識と、言葉を獲得させるためなんです。

そのためには、地図帳や図鑑、テレビの情報などはとても大切な情報になります。

 

 

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