良かれと思ってやっていることは過干渉です

おかあさんの笑顔が未来をかえる

未来へつながる、おかあさん塾

主宰 青山節美です。

 

目次

良かれと思ってやってしまうこと

こんなことはないですか?

・暑くない?
・服を脱いだら?
・寒くない
・疲れるから送って行こうか
・危ないからやめたら?
・あなたはしなくていいから

片っ端から良かれと思って過剰に過干渉になっていませんか?

もしかしたら、あなたにはできないかもしれないから 最初からさせない。
もしかしたら失敗するかもしれないから 先に代わりにやってしまう。

もしかしたら必要ないかもしれないからこれを教えるのはやめよう
こんな風に 先回りして全部全部やってしまうことはないでしょうか?

良かれと思ってやってしまうことって・・・ 実は 相手のためになっていないことの方が多いものなんです。

 

子供は未来を知らない

子供は未来を知りません。しかし大人はどうでしょう。大人は通った道だから、ついつい子供のこれから先に待ち構えている様々なことを「頼まれてもいないのに予測して」口うるさく言ってしまいます。

子供が、困るのがわかるから、後悔するだろうから、つい言ってしまいます。「あぁしろ」「こうしろ」とつい命令毛kで言ってしまいます。

しかしこういって命令形の伝え方は本当に子供に伝わるのでしょうか?
子供に、親の「良かれと思う」気持ちが伝わるのでしょうか。

 

その言い方、伝わっていませんよ

子供に、命令形で伝えても、その思いは伝わりません。

伝え方が大切なんです。
伝える内容がいくら正論で当然のことであっても、その正しさは子供に反抗心を覚えさせるだけなんです。

頭ごなしで伝えることは、逆効果です。
だって、自分が正しくないことやできてないことは十分に本人が知っているのです。

そんな時に、親が大人が正論で子供に伝えたとしても、反感を覚えて口答えをするか無視をするか しぶしぶ親のいいなりになるかしかできません。

親は、イライラして余計にさらに叱りつけることになるのです。

 

子供には未来をイメージさせる

子供にどうやって伝えるのかというと、子供には未来を見せるといいのです。
つまり、子供に想像できるように伝えるのです。

例えば

お風呂の時間になってお風呂に入ろうと誘ってみても、遊びに夢中でなかなか風呂に入る気配がない。親としては、今このタイミングで入ってしまいたい。しかし、一向に他の遊びに夢中な我が子はなかなか風呂に入ってくれなくてイライラしてしまう。
そして、イライラ募って、とうとう大声で怒ってしまう。そんなことの経験は誰しもあるでしょう。私もありました。

・親は、お風呂にさっさと入ってしまいたい。
・お風呂に入れないといけない
・早く寝かしつけなくては明日の朝起きれない。
・早くゆっくりしたい
・ワンオペで辛い

などなど いろんなことが思い巡らされるはずです。

そんな時に、いくらそんな正論を並べ立てて叱りつけたり怒っても 子供はただい拒否するだけですよね。

「はーい」って自主性を持って行動することはまずないでしょう。
しかし、親はこの小さな我が子に「はーい」と言って素直に答える我が子の姿を想像し期待するのです。勝手に。

子供は、今を生きています。
大人は、経験をしているので、未来を予測して困らないように行動づすることができます。
しかし、子供は今を生きているので、「お風呂に入らないと汚いよ」とか「キレイキレイしなくてはね」と伝えても、子供にとってはなんの困り感も必要性も感じないので行動に移せないのです。

ではどうやったら良いのでしょうか。

子供には、未来を見せることが大切なのです。

 

未来を見せる伝え方

子供には未来を見せる伝え方をする。
ではどうやってするのでしょうか・・・。

先ほどの例のように、お風呂に入る場面で説明します。

「お風呂に入るよ」とか「もう遊びをやめて入りましょう」と言っても反応しません。
夢中で遊んでいるとします。

そんなの子にこういうといいのです。
「お風呂に入って お母さんあわあわで遊ぼう」と誘ってみます。

また、気に入ったおもちゃがある場合は、そのおもちゃで一緒に遊ぼうと誘ってみるのです。

正論で「入らなければいけない」「入るべきだ」と言われても、子供はそんなことは知らないのです。

それよりも、お母さんと一緒にお風呂に入れば楽しいことがある。と思わせることが大切なんです。
お母さんと一緒にお風呂に入ると楽しいことが待っていると思わせるのです。

これは、お風呂だけではなくどんな場面にも使えます。

公園から帰るときも、ご飯を食べるときも 全てにこの「未来を想像させる」ことは応用できます。

子供のちょっとした背景を考えて

・声をかける
・伝える
・待つ
・見守る
・寄り添う

という お母さん受診の軸が身につくと子育てのマニュアルがなくてもできるようになります。

スキルも必要。しかし、でも、スキルに溺れてしまうとマニュアル通りにならないことにイライラしたりうまくいかないことに焦ってしまうことがなくなるのです。

親子にとっての大切なこと・大切にしたいことを見失うと親子で迷うことになるのです。

マニュアルよりも
育児情報よりも
向かい合うべきなのは、目の前の我が子と自分の心なんです。

答えは私の中にあって、子供の中にある。

記号は未来の中にあって、過去には意味がないと気がつくでしょう。

過去の延長線上には未来はないということを知っていると、今よりもずっといい未来がやってくるはずです。

子供には未来を見せる関わるをしましょう。
子供の中に、未来を見つける癖をつけましょうね。

そうしたら、あなたの未来は幸せなはずです。

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