【子どもの自治を取り戻そう】 親の経験や価値観だけで育てることって正しいの?

目次

子供がやる気ないとの相談

子どもがやる気がないんです。

「はぁ」「うん」「・・・」会話が成立しないんです。

ありますよね・・・・

家でだらだらして、ゲームばかりしてやる気が全くないんです。

宿題も自分からやらないし、何もしないんです!!!

って、よく相談があります。

そう、子どもさんが、

・家でだらだらする

・指示がないと動かない

・言われないとやらない

・言われてもやらない

・ゲームばっかり

どうしたらいいんでしょう。

って、相談があります。

どうしたらいいんでしょう。

 

子供がやる気がないとの解決法

答えは簡単です。

言わないことです。

もううんざりなんですよ。あぁしろこうしろ、ほんっとにうるさいんでしょう。

黙ってみたらどうでしょうか。

子どもの思考の先回りして、散々自分で考えて行動する方法を奪ってきたくせに、いまさら、自分でやりなさいとかないでしょう。

「でも!もう小学校高学年なんだから!」とか
「でも、このままでもいいんでしょうか!」って

いわれますが・・・仕方ないですよね、

こうやって育てたのは 親なんですもん。

そうやって育てたんですよ。

・やる気がないように

・やる気を少しづつ奪うような

・やる気を見せたら、その芽を摘み取ってしまうような

関りをしてきたんです。

 

では、どんなかかわりをして生きたんでしょうか

さて、そのようなかかわりのことを‥‥なんて言うか。

考えてみてください。

放任?
無関心?
放置?

さあて、なんでしょう。

答えは、

「過保護」です。

「過保護」「過干渉」「過指示」なんです。

わかります?

「あれして」「これしたの」
「宿題したの」「時間割は?」
「忘れものは?」
「ゲームはだめ」
「ゲームは30分」
「テレビはだめ」
「漫画もだめ」
「だらだらしない!」
「スポーツはこれをしなさい」
「だれだれちゃんと遊んじゃダメ」
「この洋服がいいわよ」
「この方がいいわよ、あれはだめ」
「こんなの食べちゃダメ」

いっぱい指示してませんか?

きっとね
コントロールしたいんですよ。

子どもの思考が働かないように コントロールしたいんですよ。

自分の理想の子ども像に育て上げるために、いちいち支持をして、子どもの気持や願いを無視して、全部全部親が支持していくんです。

100点満点じゃないと許せないし、80点じゃダメなんですよ。

80点の出来ている80を見るのではなく足りない20を見て叱るのです。

子どもの出来ていないところばかりをみて、できているところには気が付かない。

そんな風に育てておきながら、

うちの子はちっともやる気がない、自分から考えて行動しない。

そして、消極的だし、本当にだめなんです。って

どうでしょう。

宿題していかなかったら それでいいじゃない。

困るのはコドモですもん。

「ご家庭でも指導してください」って学校の先生も言うけれど、それはそれ、別に先生に指導の出来ないちゃんとしていない親だってみられてもいいじゃない。

おやで成績が付けられるんだったら問題があるかもしれないけれど、そもそもその評価自体が間違っているし。

親が評価されても仕方ないんですよ。

親の宿題ではありません。

子どもの先生にもいい顔しなくてもいいんです。

がみがみいって、勉強嫌いになるよりは、私は私が評価されなくっても平気です。

わたしは、私の評価よりも、子どもが自分のチカラでできるようになる、叱られてしまったて思う。

やばいって思うってことが大切だと思っています。

間違えないように、失敗しないように育った子供は、

あなたのコピーを作りたいのですか?

それとも、親を超えて育ってほしいのでしょうか?

親の経験や価値観だけで 育てることって、結果、自分のような自分と同じような子どもを育てたいのでしょうか?

 

目の前の子どもの困りごとを解決する方法

もし、今目の前にいる子どもが、だらだらして困っている、やる気がなくてどうしたらいいのかわからないっという方がいましたらこうしててください。

・子どもと一緒に過ごしてください。

・子どもと一緒のことをしてください。

・ゲームならゲームを一緒に。

・漫画を読むなら一緒に漫画を読む。

のです。

その時は

・説教しない
・叱らない
・指示しない
・命令しない
・偉そうにしない
・イライラしない

とにかくなんにもしないのです。

ただ一緒に、ただ一緒に過ごしてください。

そして、わが子が一体何を見ているのか、何を感じているのか、すべてを全部全部感じてください。

 

子どもの自治を取り戻そう

むりよ~~~って声が聞こえそうですが・・・想像してください。

その子が、初めて歩こうとしたとき、初めて自転車に乗った時、すべてすべての初めてを思い出してください。

その時はきっと、いっしょに一緒に出来たこともできないことも応援したじゃないですか。

いつから、子どもの応援者ではなくなったんですか?

いつから子どもの評価者になったんですか?

いつから 子どもの”出来た”が見えなくなったんですか?

と、私にも言い聞かせて、私にも戒め的に書きました。

耳が痛い方がいらっしゃるかと思います。

それは、あなただけではなく、世の中の親、子どもにかかわる方、皆に言えることです。

困った子は、あなたの言いなりにならない子です。

困った行動は、親の言いなりにならない行動です。

いい子は、親の言いなりになる子どもでしょうか?

そうやって育った子どもが、大人になって こういわれるんです。

「自分の頭で考えてやれよ」って。

お母さんはずっと子どものそばにいますか?

親はずっと 子どもと一緒にいれますか?

子どもはこどもではなく大人になっているのに 子ども扱いしますか?

子どものように育てられた子どもは

大人として生きていけるのでしょうか?

どんな大人になってほしい

そして、どんな子育てをしてほしい

そんなとき、  私のような子育てをしてほしい?

「あぁしろ」「こうしろ」

「過保護」「過干渉」「過指示」の子育てをしてほしいのかな?

もし、いま、目の前の子どもにやる気がないって思っている方は

心を入れ替えてください。

今のママのあなたでは、 当然の結果ということです。

子どもの心に自由を!

子どもの心に 自治を!!!

どういう意味か分かる?

子どもの自治、自治のない中で育った大人世代には わからないかもしれません。

ちょっと考えてみて。

お母さん自身の心の整え方や、子供にどんなことが起こっているのかを知ることをしって、どんな関わりをすればよいのか。

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